どうも、JSAワインエキスパートを2020年に取得したがんばれゲンキ、がんばれ。
日本在住でワインに興味を持てば、種類提供の仕事に関係なく、
必ず耳にするJSAワインエキスパート資格。
・実際何人ぐらい受験してるの?
・合格率と難易度は?
・試験勉強開始時点での知識、経験値は?
・どの程度の頭脳で合格できる?
・がんばれゲンキはどのぐらい勉強したの?
と受ける受けないは別として、気になっている方へ
ソムリエ協会発表のデータを基に、
〇2020年度までの推移と合格率
〇がんばれの頭脳と努力量
を丸裸にします。
チャレンジする価値があるか見極めて下さい!
ワインエキスパートの受験者数と合格率の推移
受験者数:約3200人
合格率:平均38.5% (2013~2020年合格率平均)
※2020年度合格者含め累計で18,500人が取得
自分の肌感ですが2020年度は
一次試験(120問選択問題):60%前後合格
二次試験(テイスティング) :70%前後合格
合格者 :43.3%
という感じだと思います。
合格率平均38.5%ということで、2人に1人合格するかしないか。
国家資格である航空無線通信士の2019年度の申請者が3,383人で合格率43%(ウィキペディアより)
だそうです。
趣味で取得する資格としては合格率や費用面も考慮すると大分難易度は高いとえるのではないでしょうか。
難易度は上がっている?!
一次試験は特に年々難易度が上がっているのは確かです。
なぜならソムリエ協会の教本が毎年変更・追加を繰り返し、内容量が増加しているからです。
参考:2013年度教本 580ページぐらい ⇒ 2020年度教本 750ページぐらい
また、2018年からCBT試験(PCで設問回答する選択問題試験)に変更になりました。
それに伴って、
ペーパー時代の過去問データが通用するか分からないこと、
CBT試験になってから出題問題が公開されなくなったこと、
を踏まえると、より対策も難しくなっています。
ではなぜ合格率は上がっているのかというと。。。
多分ワインスクールに大多数が通っていて、スクールのコンテンツが飛躍的に上がっているからだと思います。
試験勉強開始時の知識、経験値は?
がんばれゲンキの試験勉強開始前のレベル
自分の場合はワインスクールの初級コースを半年間受けて、一折世界にどんなワインがあるか初級レベルの知識はありました。(アカデミーデュバン(ADV)のSTEP1というコースです。)
経験としては、STEP1コースで100種類ぐらいのワインテイスティングと、
クラスメイトと月一ぐらいでワインを飲む会みたいなことはやっていました。
ただ勉強といってもその初級コースは特に資格を目指しているコースではなく、
ワインに興味がある全くの素人が集まるクラスで和気あいあいとワインを飲むレベルのものです。
当時学んだことで試験勉強開始前に覚えていた知識はざっとこんなもんでしょう。
・ワインの種類
スティルワイン、スパークリングワイン、酒精強化ワイン、スイートワイン
・黒ブドウ品種
カベルネソービニヨン、シラー(ズ)、ピノノワール、メルロー、カベルネフラン
・白ブドウ品種
シャルドネ、ソービニヨンブラン、リースリング
・フランス
ボルドー、シャンパーニュ、ブルゴーニュ
・アメリカ
ナパバレー
・オーストラリア
シラーズっていう品種
・ドイツ
甘いワインが多い
・イタリア
新旧の造り手があって、新生勢力が盛り上がってる スーパータスカン
その他、ボルドーの格付け五大シャトーや、フランスの地域で他に色々あるというのを知ってるレベルでした。
試験勉強開始前にどのぐらいの知識、経験レベルが必要か
上記の知識レベルであればワインエキスパート試験で必要とされる知識量からすれば、
ゼロに近いので実質何も知らなくてもスタートできると思います。
ADVの受験クラスでも、
ワインは居酒屋で飲んだことがある、ぐらいのレベルでワインエキスパートを受験される方が、
30人中3人ぐらいいた記憶です。
ただ、ワインについて全く知識なしで、試験勉強から始めることは全くお勧めしません。
理由は楽しくないからです。
ワインは嗜好品。
楽しさを知る前にものすごい量の取説を読むことはお勧めできないという話です。
そのため、まったく知識・経験がない方は2年ぐらいの試験合格計画で、
まずは自分の生活の一部にワインを取り込むことから始めるといいかもしれません。
がんばれゲンキの頭脳レベルと試験準備に費やした勉強時間
3200人中40%ぐらいが合格する難易度と言われても、どんな3200人が受験してるのか分からないから難易度をイメージするのは難しいでしょう。
ここでは皆さんに自信が湧いてくることを信じ、分かりやすいように一つの例として、
がんばれゲンキの学校教育時代の偏差値を赤裸々に記事にします。
がんばれゲンキの偏差値
中学時代
北海道田舎の公立中学。
上下あるけど最終的に SS55 ぐらいだったと思う。
高校時代
受験失敗で滑り止めの高校入学。
SS45~55ぐらいの学校で主席卒業、全国模試はSS38が最後だったと思います。
大学受験
妥協。
という訳で自分は短期的なスパンの成績をとるのは割と得意でした。
しかし教科書の最初から最後までとか、3年間の総合試験的なものには成功したことがないどころか、チャレンジすらまともにしてきませんでした。
試験準備に費やした時間
1、2次試験準備合計時間:505時間
1次試験準備時間
合計:435時間
【内訳】
2月上 先行自習 メドック格付け暗記(15時間)
2月下 先行自習 イタリア地名暗記 (10時間)
3~7月 ADV試験対策講座スタート 週一 2.5時間 講座全20回 (50時間)
3~6月 平日 自主勉 週5回 1.5時間 (140時間)
土日祝日 週2回 5時間 (160時間)
7月 試験まで期間 平日 2時間 (30時間)
土日祝日 5時間 (30時間)
※7月23日に受験
2次試験準備時間
合計:70時間
9月~10月 毎日1時間 (70時間)
まとめ
ワインエキスパート試験受験者、合格率
受験者数:約3200人
合格率:平均38.5% (2013~2020年合格率平均)
難易度は上昇中
⇒ワインスクールのコンテンツ充実により合格率は改善か?
がんばれゲンキは真面に試験勉強をしたことない30代サラリーマン
ワインエキスパート試験勉強に費やした時間は大体500時間
したら!
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